株式会社はてなの決算から何を学ぶ?【決算から学ぶシリーズ】

はてなブックマーク」や「はてなブログ」で有名な株式会社はてな

当社は2016年に上場を果たし、様々なサービスを開発・拡大している会社です。

 

同じコンテンツマーケティング会社として色々学びたいと思い、決算を覗いてみました。

 

さっそく2017年第二四半期の決算をみていきたいと思います。

※参照:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=34316&code=3930

 

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売上、経常利益ともに順調に推移しております。

この売上の内訳が、

  • コンテンツプラットフォーム事業:2.67億円(前年同期比+14%)
  • コンテンツマーケティング事業 :2.98億円(前年同期比+23%)
  • テクノロジーソリューション事業:3.44億円(前年同期比+40%)

と非常にバランスが取れている且つ全ての事業がしっかりと成長軌道に乗っています。

気になるコンテンツマーケティング事業を覗いてみた

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メルカリ社が運営しているmercan(メルカン)や、ぐるなび社が運営している

ぐるなび みんなのごはんを支援している当事業部。

新規開設数が半年間で9件と順調に増加しているが、解約が4件発生しています。

解約理由は、オウンドメディアの更新停止や複数オウンドメディアの統合など様々だそうです。

 

オウンドメディアのブーム(とりあえず作っておけば良い)が落ち着いてきたのも要因の一つでしょう。

弊社へ問い合わせるお客様も、「◯◯という目的を達成したい」ためにオウンドメディアの開設を検討しているというケースが増えております。

 

オウンドメディアやコンテンツの価値・成果に意識が集まり始めていると考えております。

そんななか、メルカリ社やぐるなび社を支援し続けているはてな社は成果や効果を出し続けているのだと思います。

 

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 コンテンツマーケティングの支援事業はストックビジネスなので、案件数が落ち込まない限り売上は増加し続けることでしょう。

案件1つあたりの収益がよかったためか、今期の案件目標数を58件から44件に変更しておりました。

しかし、解約理由が様々なことから、新規開設・リニューアル数は26件と維持しております。

 

はてな社が順調に成長している理由とは? 

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こちらの図に強さの秘訣が集約されています。

コンテンツのプラットフォームを持っていて、自社でコンテンツやメディアの制作ができ、分析するツールもあり、シナジー効果がしっかりと生み出せていることが強みだろうと思います。

 

コンテンツマーケティングの業界は参入障壁が非常に低いため、多くのプレイヤーが参入していきます。

コンテンツ制作のサービスのみ提供する企業や、ツールのみのを提供する企業が多いなか、ここまで一気通貫で行えるはてな社はこの業界では一つ頭が抜けていることでしょう。